本来、ソーにもジェーンにとっても悲しい物語な筈なのに、コメディを入れすぎたせいで悪い意味で軽くなってしまった印象。ここを許容できるなら最高の映画かと。個人的に吹き出してしまったシーンもあり、見ていて本当に楽しかった。オープニングのワクワクする勢いのある展開も好き。前半までは個人的に大好きな映画でした。
後半はあまり好みではありませんでした。間延びする展開やどこかで見たことのある戦闘や描写。カタルシスもあまりない。でもラストシーンは好きです。上手く〆たなと。様々な形の“ラブ”を示しておきながら、最終的にそこへ行きつくのか、と。
全体的に軽い仕上がりだから後には残らない作品かも。纏まっていて見ていて楽しいけれど、深みがそこまでない。正直、MCU世界の「死」が辛いと感じられなくなってきています。どうせ生きてるでしょ、と思ってしまい、戦闘にも緊張感が無いです。
ソーとガーディアンズの絡みは大好物なので、「アスガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」という映画を作ってほしい。
