MariaJane

ソー:ラブ&サンダーのMariaJaneのレビュー・感想・評価

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)
1.0
これはまた前作を上回るゴミ‼️ 3作目と違い、脚本までワイティティが書いているせいで、全体がとにかくアホの極み。

ワイティティは明らかにクリス・ヘムズワースをバカにし過ぎていますね💢

ヘムズワースは最近「この数年はソーを演じるのが苦痛だった」と吐露していましたが、こんなくだらない内容ばかり演じさせられたのでは当然でしょう。

【頭にくること、その1】キャラクターの性格がまったく違う方向で作られている

この監督はクリス・ヘムズワースの力量を何と思っているんでしょうか。

3作目でも極端にふざけたキャラクターにしてクリスの作り上げたイメージを壊していましたが、今作はそれをさらに上回って、ソーの人格が完全に変わってしまっています❗️

同じことは序盤に登場するガーディアンズのメンバーにも当てはまり、まるで違う世界に連れて行かれた不快感を覚えます。

ここまで俳優たちの才能をバカにするとは、絶対に許せません‼️


【頭にくること、その2】 誰でもハンマーを持つ

これには空いた口が塞がりません。これまで何作にもわたって強調されてきたハンマーの威力を完全に無視した設定❗️

ジェーン(ナタリー・ポートマン)がムジョルニアを持てるなんてあり得ないことです。

おまけに終盤にはストームブレイカーを、どこの馬の骨とも知れないガキが持ち上げる有様💢

ソーの武器をここまで貶めるなんて、絶対に許されることではありません。

ここでジェーンやガキが持てるなら、アベンジャーズのメンバーは全員持ち上げられないと話がおかしいのです。

『エンドゲーム』でキャプテン・アメリカがムジョルニアを持てたのは感動的でした。

キャプテンは明らかにオーディンの言う〈ふさわしき者〉の基準を満たしているし、『エイジ・オブ・ウルトロン』でも伏線はありました。だから、とても自然なのです。

でも、ジェーンが持つことには何の説得力もありません。彼女が持てるならクリントやトニーもムジョルニアを使えたはず。論理がめちゃくちゃです❗️



【頭にくること、その3】ストーリー展開

笑えないバカ話と笑えないジョークのオンパレードで、何の話か理解できません。

これは神殺しのゴアとソーの戦いがメインですよね? それをジェーンが手伝うのは問題ないけど、一緒に戦うのは白けます。

監督が声とモーションキャプチャを担当するコーグも余計なキャラクター。コーグは3作目・『エンドゲーム』でも浮いていて、汚点としか感じません。

だいたいコーグはコミックではソーの敵だそうで、映画でも2作目でソーが倒すシーンもあります。だから、ソーの友達として登場することそのものが変なのです。

ジェーンがムジョルニアを持った途端にソーと同じ衣装になるのも意味不明。ムジョルニアは服には影響しないはず。

確かに、1作目のクライマックスでは、ソーがムジョルニアを取り戻した時に衣装が戻ります。でも、それはその時にオーディンが全てのパワーを返したからであって、ムジョルニアを持ったことが理由ではありません。



今まで観たMCUの映画でワースト1です💢こんなものを演じさせられたヘムズワースたちが本当に気の毒。
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