【OUTLINE】
人々がブギーマンへの恐れと怒りを抱えるハドンフィールドの街に、またハロウィンがやってくる。
失った人々への悲しみを抱えるローリーやアリソン。そして今回は自動車整備で働く、苦しい過去を抱えた青年コリーがキーパーソンに。
【REVIEW】
これまでも様々な形で悪(Evil)を描いてきたこのシリーズの最終章として、最後まで悪の形・本質を描き抜く。
犠牲者数はそこまで多くなく、前作KILLSの後を生きるローリー、アリソン、コリーという3人の人間関係を、ブギーマンの要素を足して描くような内容なので、前回のようなド派手な演出はなく、単純なスプラッタホラーとして直球の暴力やグロ表現を楽しみたい方からは「求めているものではない」と思われるかもしれない。
その分、2018年からの3作を通してデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が描く"悪"への恐怖、人間の脆さといった部分はしっかり描かれていて個人的には好きだった。人は悪を恐れ、悪に怒り、恐れや悲しみや怒りがまた悪を生み、悪に染まればなかなか止まれない。考えるほど、現実世界にも共通する恐ろしさを強く感じる。
今後ハロウィンシリーズが復活するかはさておき、40年以上に渡りハロウィンを支えたローリーとブギーマン、おつかれさま&ありがとう!
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観た回数:1回
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【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点69pt/100pt 星換算★★★3.4
95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級
《基本点》
コンセプト 68pt/100pt
原作・実話 -pt/100pt
設定・起点 63pt/100pt
脚本・展開 68pt/100pt
テンポ感 78pt/100pt
心に来る度 -pt/100pt
後味残る度 -pt/100pt
撮影構図 74pt/100pt
カメラ動作 68pt/100pt
固有の演出 67pt/100pt
言葉選び 76pt/100pt
映像美 -pt/100pt
視覚効果 70pt/100pt
美術 68pt/100pt
キャスト 77pt/100pt
演技 79pt/100pt
顔芸レベル -pt/100pt
キャラデザ 70pt/100pt
衣装 -pt/100pt
メイク等 70pt/100pt
音響・録音 77pt/100pt
サントラ 68pt/100pt
歌曲 -pt/100pt
歌唱力 -pt/100pt
主題歌 -pt/100pt
《ジャンル点》
ヴィラン 60pt/100pt
アクション -pt/100pt
ダンス -pt/100pt
肉体美 -pt/100pt
ミステリー -pt/100pt
サスペンス -pt/100pt
コメディ -pt/100pt
ファミリー -pt/100pt
カワイイ -pt/100pt
ビックリ -pt/100pt
ゾワゾワ 60pt/100pt
胸糞悪さ -pt/100pt