ヨダセアSeaYoda

ハロウィン THE ENDのヨダセアSeaYodaのレビュー・感想・評価

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)
3.4
【OUTLINE】
 人々がブギーマンへの恐れと怒りを抱えるハドンフィールドの街に、またハロウィンがやってくる。
 失った人々への悲しみを抱えるローリーやアリソン。そして今回は自動車整備で働く、苦しい過去を抱えた青年コリーがキーパーソンに。

【REVIEW】
 これまでも様々な形で悪(Evil)を描いてきたこのシリーズの最終章として、最後まで悪の形・本質を描き抜く。
 犠牲者数はそこまで多くなく、前作KILLSの後を生きるローリー、アリソン、コリーという3人の人間関係を、ブギーマンの要素を足して描くような内容なので、前回のようなド派手な演出はなく、単純なスプラッタホラーとして直球の暴力やグロ表現を楽しみたい方からは「求めているものではない」と思われるかもしれない。
 その分、2018年からの3作を通してデヴィッド・ゴードン・グリーン監督が描く"悪"への恐怖、人間の脆さといった部分はしっかり描かれていて個人的には好きだった。人は悪を恐れ、悪に怒り、恐れや悲しみや怒りがまた悪を生み、悪に染まればなかなか止まれない。考えるほど、現実世界にも共通する恐ろしさを強く感じる。

 今後ハロウィンシリーズが復活するかはさておき、40年以上に渡りハロウィンを支えたローリーとブギーマン、おつかれさま&ありがとう!


観た回数:1回


【星つけた際の"個人的"評価・好み】
※作品のウリじゃなさそうな部分は「-」
総合点69pt/100pt 星換算★★★3.4

95=スタンディングオベーション/90=大拍手/80=最高!/70=すごい!/60=良い/50=不足なし/40=あと一歩欲しい/30=うーん/20=さすがにちょっと/10=Z級

《基本点》
 コンセプト 68pt/100pt
 原作・実話 -pt/100pt
 設定・起点 63pt/100pt
 脚本・展開 68pt/100pt
 テンポ感  78pt/100pt
 心に来る度 -pt/100pt
 後味残る度 -pt/100pt
 撮影構図  74pt/100pt
 カメラ動作 68pt/100pt
 固有の演出 67pt/100pt
 言葉選び  76pt/100pt
 映像美   -pt/100pt
 視覚効果  70pt/100pt
 美術    68pt/100pt
 キャスト  77pt/100pt
 演技    79pt/100pt
 顔芸レベル -pt/100pt
 キャラデザ 70pt/100pt
 衣装    -pt/100pt
 メイク等  70pt/100pt
 音響・録音 77pt/100pt
 サントラ  68pt/100pt
 歌曲    -pt/100pt
 歌唱力   -pt/100pt
 主題歌   -pt/100pt

《ジャンル点》
 ヴィラン  60pt/100pt
 アクション -pt/100pt
 ダンス   -pt/100pt
 肉体美   -pt/100pt
 ミステリー -pt/100pt
 サスペンス -pt/100pt
 コメディ  -pt/100pt
 ファミリー -pt/100pt
 カワイイ  -pt/100pt
 ビックリ  -pt/100pt
 ゾワゾワ  60pt/100pt
 胸糞悪さ  -pt/100pt
ヨダセアSeaYoda

ヨダセアSeaYoda