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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのQIのレビュー・感想・評価

4.5
“死は終わりではない”

オープニングからエンディングまで、そこには間違いなく、ティ・チャラそしてチャドウィック・ボーズマンがいました。

チャドウィックの死によって一時は制作中止も囁かれた本作をリキャストすることなく完成させた制作陣に彼への愛情を感じるとともに、大いなる敬意を評したいと思います。

そして約3時間の長さを感じさせないライアン・クーグラー監督の緩急をつけたテンポの良い演出と脚本は流石!
(前作でも感じましたがCGの使い方はチョット苦手?w)

おなじみのキャラクター全員からひしひしと伝わるティ・チャラ愛に終始😢

そんな中でもラモンダを演じるアンジェラ・バセットの演技の素晴らしさは特筆もの

さらに新登場キャラクターや意外な人物の登場に今後の作品がますます楽しみに

本作は、そんなチャドウィック(ティ・チャラ)への愛と追悼が込められているだけでなく、ケヴィン・ファイギも公言するマルチバース・サーガの今後の作品に向けての“紹介”というPhase4の役割と締めくくりを見事に果たした作品だと思います。

※もう書きたいことがありすぎてレビューがなかなかまとまりませんでした😅
あとは思いつくままネタバレコメントにて✍️

p.s.
今回劇場は『すずめ…』が完全に占拠状態
今回は『スパイダーマンNWH』のように某アニメ作品のせいで公開を遅らされることがなかったのは前回の批判に対する興行側の配慮か?
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