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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのaikoのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

チャドウィック・ボーズマンが亡くなってしまった事実を突きつけられました。追悼映画という印象。みんなから愛されており、彼への敬意が強く感じられました。当時の映像がところどころで流れるたびに、涙が溢れました。本編はティ・チャラの葬式から始まったことで、視聴者にもしっかり彼の死と向き合う場を与えてくれたように思います。

大切な家族を失いながらも、乗り越えて成長していくシュリの姿がとてもかっこよかったです。ワカンダはもちろん、海底にあるタロカン帝国がとにかく美しかったです。民を守りたいという想いは、シュリもネイモアも同じで、その守り方が難しいなと。復讐したところで大切なものが戻ってくるわけもなく、悲しみが癒えることもなく、更に新しい復讐を生み出し、こうして戦争は起こってしまうんだなと悲しくなりました。

賛否はあるようですが、シュリのブラックパンサーも好きなので、また観に行きたいと思いました。ブラックパンサーは戻ってきてくれるとのことなので、続編も首を長くして待ちたいです。
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