チャドウィックポーズマンのが亡くなりブラックパンサーが早くも2代目に引き継がれた今作。原作も妹が新たなブラックパンサーになるのはわかっていたので、ある意味予定調和な内容ではあった。
ヴィブラニウムの所持を巡り欧米各国と軋轢が起きているワカンダ。ブラックパンサー亡き後に母が女王として取り仕切る中、若い科学者リリによるヴィブラニウムの探査機の発明によりワカンダ以外の存在がわかる。
メキシコのインカ・アステカの流れを汲むタロカン帝国のネイモア国王の襲来によりワカンダとの全面戦争となる。
今回のヴィラン・ネイモアだが、オリジナルではスーパーヒーローであるアトランティスのサブマリナー。
ティチャラの妹シュリはリリを保護すべくオコエとアメリカへ。でもシュリとリリは捕らえられる。欧米と戦う為に共闘を持ち掛けられるがシュリは平和を望む故にタロカンと戦う事を選びブラックパンサーの力を得る。
しかしシュリは細っそいなー。モデル体型と言えばそれまでだが、ヒーローとしてはフィジカル弱そうに痩せ過ぎだ。
キャラクターは相変わらず各々立っていて楽しい。
オコエやナキアも変わらず魅力的だし、ガサツそうなエムバクがシュリの一番の理解者となったのも心憎い。
発明少女のリリがアイアンマンばりのパワードスーツ・アイアンハートに乗り込むのもイケてる。