夫婦のお互いに対する態度があまりに酷く辟易。
しかし後半になるとこれも愛故なのかなと納得する流れ。
どうでもいい場所での家族泣き笑いのシーンは見応えあり。
(水川あさみがこんなハスッパ演技がうまいなんて知らなかった。濱田岳はやっぱり達者。子役の子もべたついた演技でなく飄々として好印象)
そしてラストのパンツ…
赤がサーモンピンクに色褪せる程に家族で過ごした長い月日。
チカのパンイチ姿を見つめる豪太の気持ちが観ているこちらにもダイレクトに伝わってきます。
台詞なんてなくても。
これはしつこい程チカの豪太に対する罵倒があったからこそ生きてくる場面。
ちょっと染みました。