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DANCING MARY ダンシング・マリーのmylifeのレビュー・感想・評価

3.5
気になる監督の一人であるSABU監督の「ダンシング・マリー」を初鑑賞してみた。SABU監督の作品は何を見てたっけな。思い出すのも一興かも。

まずは「弾丸ランナー」「ポストマン・ブルース」「アンラッキー・モンキー」「MONDAY」「A1012K」「DRIVE」「幸福の鐘」「ハードラックヒーロー」「ホールドアップダウン」「疾走」「蟹工船」「うさぎドロップ」「Miss ZOMBIE」「Mr.Long」「砕け散るところを見せてあげる」かな。

SABU監督が好きなので割りと多く観ていたみたい。自分でも驚いた。「MONDAY」が一番好き。次点は「ポストマン・ブルース」かな。昔の堤真一が主演していた頃の作品に勢いがあって特に好みではあったのだ。

さてと、本作の主演は誰やねんと思ってたら…NAOTOと言うヒト。ふ~ん、EXILEのヒトなのね。さほど興味はないけれども。

さてと、幽霊登場。幽霊ダンサーのマリーからジョニーを探して欲しいと言う…一風変わった映画。そのジョニーも当然ながら死んでいる。そんなジョニー役には吉村界人。

女子校生役の山田愛奈は霊感が強いキャラとして出ている。だが、霊感が強いどころの話ではなく『キャリー』そのもののような存在感なのは、ちとやり過ぎのような気がしないでも…なんて。設定は面白いけど。

逆ハリネズミ状態のゴースト石橋凌も登場してくる。とまぁ、幽霊出まくりの映画やけど不気味さは、さほど無くて比較的コミカルな模様を描いたものなのかな。

ヤクザとラブコメにホラーっぽいテイストを織り混ぜた感じが他には無い作品だとは思う。当時のようなSABU監督らしさは無いけれども普通に楽しめる作品であると感じる。着眼点は興味深いけれど原点回帰のような作品も、また観てみたいと思う今日この頃なのだ。
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