szk

海辺の映画館―キネマの玉手箱のszkのレビュー・感想・評価

5.0
もう一度観る。
遺作がここまで前衛的。クラクラした。

8/5
2度目鑑賞。
前回は圧倒されて目を見開いて観ていたけどクラクラして消化できていなかった。
かなり異質で突拍子もないことをやっているようだけれど、考えや想いがここまでストレートに伝わってくる映画も他にないんじゃないだろうか。
まっすぐな反戦の訴えと歴史は変えることはできなくてもこれから未来を作っていく事はできるというメッセージ性の強さに何度もスクショしたくなった。(セリフが文字で映像に出る)。
脚色、デフォルメなど自ら選んだからこそ本当に伝えたいことを自分の表現で伝えることが出来ることやCGをリアルにすれば伝わるわけじゃないこと、この映画に学ぶことがこれからもたくさんあるだろうと思った。

末期癌の中撮影、編集を進め完成させて公開日(コロナで延期にはなったけど)に亡くなった大林信彦監督すごい。

そして明日は8月6日だ。
szk

szk