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リサと悪魔のadeamのレビュー・感想・評価

リサと悪魔(1973年製作の映画)
1.5
マリオ・バーヴァ晩年のオカルトミステリーホラー。
トレドへ旅行で訪れた女性が成り行きから不気味な雰囲気の屋敷に宿泊することになり、そこで奇怪な出来事に巻き込まれる物語です。
ストーリーに新鮮味はなく、もったいぶったメロドラマのような話の運びが退屈でしたが、正に絵に描いたような悪魔顔のテリー・サヴァラスをキャスティングしたことは大正解だったと思います。
序盤のトレド市中でのシーンとラストの飛行機内でのシーンはいずれも悪夢の迷宮的で素晴らしかっただけに、中盤の冗長さが悔やまれる作品でした。
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