劇場で見逃したやつ。
黒人奴隷を逃がす地下鉄道なる組織があったのは知っていたけど、マジで地下鉄作って逃がしてるんだと思ってたので、「地下鉄道」というのは秘密結社の名前で、本当は地道に陸路で逃亡してたのねっていうのがわかってよかった。それであれだけ逃がしてるんだから、ハリエットはすごいな。現実の人物というのが驚き。
あと南北戦争で戦った黒人の女軍人がいた聞いたことがあったけど、それがハリエットだったのかーと、点と点だった知識が繋がったのは面白かった。
ハリエットが故郷の人の前に現れるシーンでちょくちょく歌うんだけど、（いや、今そんな悠長に歌ってる場合じゃないでしょ。ミュージカル映画じゃないんだから…）ってひっかかってしまった。
（もしかして元はミュージカルなのか？）と思ったけど、そういうわけではないみたいだし。どういう意図なんだろ。
史実を元にした映画なのでこういうのもアレだけど、この手の題材を映画化した作品としては展開とか見せ方とかスタンダードすぎて、映画としては特別めちゃめちゃ印象に残るとこがなかったのが残念かな。
逃亡黒人の情報を売って生きてる自由黒人がでてくるところとかは、こういう視点入れてるのは斬新だな～と思ったけど。
ハリエットが死なないかドキドキしたので長寿で天寿を全うできてよかったねってなった。
