黒人側に感情移入して見てると、いいのかな?と思うくらい爽快だった。
神様の声が聞けるのはずるいとか、その神様はキリスト教の神なの?それなら白人が与えた(押し付けた)ものじゃないの?と思ったりはするけど。
ヘンリー・ハンター・ホールかわいい。
誰かに似てると思うんだけど、思い出せない…。
【後日追記・ネタバレ】
印象に残ったやりとりが2つある。
一つは、奴隷ハンターの黒人男性が、"そんなにたくさん報酬をもらってどうするんだ"と問われ、「売春宿で白人女を買う」と答え、白人男性たちに銃を向けられる場面。
白人男性は黒人女性にもっと酷いことをして、しかも何の罪悪感も感じていないのに、店で代金を払うと言っている人間に銃を向ける滑稽さ。
監督は黒人なんじゃないかな。と思ったらやっぱり黒人だった。
まあ、白人にせよ黒人にせよ、女はモノなんですね…と鬱にはなるけど。
(この映画に関係なく、男への復讐の為にその男の妻や娘を傷つけるような話も大嫌いだ)
もう一つは、農場主の息子が主人公に"好きだ"と告げる場面。それまでは恐ろしい黒い顔だとか豚と同じだとか言っていたくせに。
主人公はそれに対し、"それは愛情ではなく所有欲に過ぎない"とバッサリ切り捨てる。
全てのDV男に言ってやりたい。
ここで、監督は女性なんじゃないかな。と思ったらやっぱり女性だった。
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見た目が白人で身分が奴隷?の子について、説明があまりに少なかったような…。
編集でカットされてしまったのかな?
※白人、黒人、という書き方自体が人を二種類のみに切り分けていて問題があると思いますが分かりやすさの為に使用しています。