特売小説

ホワイト・ストームの特売小説のレビュー・感想・評価

ホワイト・ストーム(2019年製作の映画)
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そこフォーカスしたら90分映画がもう一本作れるじゃん、という要素が幾つかあるように見受けられるものの特に物語的な掘り下げをされる事もなく、因果な人間関係やら状況の変化がなんとなく示されて。

一方、折に挿し込まれるアクションソーン、殊にカースタントは目を見張るほどの楽しさに溢れていて。

そしてラストの弔砲なんかは白眉、愁嘆場や悲劇の演出は実に念入り。

ああ、俺は今、香港ノワールを観ているのだなぁと、染み染みと感じさせてくれましたよね、と。
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