daiyuuki

下忍 赤い影のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

下忍 赤い影(2019年製作の映画)
3.6
幕末、鳥羽伏見の戦い。その導火線となったのは、ひとりの忍びだった――。
武士による統治が終わろうとしている幕末。忍者と呼ばれるものは、もはや時代遅れとなっていた。竜(寛一郎)は、忍者組織の最下層である「下忍」の末裔であるが、今や抜け忍となり江戸で暮らしている。そんなある日、竜はその出自を見抜かれて勝海舟(津田寛治)にスカウトされて密命を授かる。それは、「江戸に嫁がせた薩摩藩の姫・静(山口まゆ)を奪還して国に送り戻せ」というものだった。やがて薩摩藩からの追っ手として謎の琉球武術の遣い手・尚(結木滉星)が放たれた。追われる二人と追う男、それぞれの思惑が絡み合いながら戦いの旅が始まった……。
同じ坂口拓のアクション指導による忍者アクションだと、「虎影」の方が派手で荒唐無稽だが、近接格闘術を生かした忍者アクションやカランビットナイフのような忍者刀のアクションはリアル感があり、特にクライマックスの忍者アクションは良い。
daiyuuki

daiyuuki