マイケル

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~のマイケルのレビュー・感想・評価

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見終わったあと自分を受け入れてくれるような気持ちになった。
インタビューされる側も多様であり、なぜ創造的なのですか?という質問に対して、それを言ってしまったら創造性を奪うことにつなが。
といったそもそもの否定から様々。
アラーキーが撮影中勃起してること、その後にたけしにあなたはアイディアが浮かんだときに勃起しますか?という質問をするんだけど、アラーキーとたけしは違うからもちろん否定する笑
この一連のくだりが面白い。
性が先立ち、アイディアが浮かぶ。

デビッド・リンチが1番かっこよかったな〜
この映画を見ていろんな芸術家を知ることができたが、中でもアブラヒモビッチという女性が出てくるが彼女がやってる活動が、口の中で叫び合ったり、ぶつかり合ったり。意識失うような危険なこともしていて。
彼女が小さい頃から親から激しく抑制されて生きていたことを語る。これこそ彼女の創造性を掻き立てるものであると。
29歳で門限十時はすごい厳格な家。

一番感じたことは人間をカテゴリーに収めてはいけない。人間は常に創造したい生き物であるのだから、ルールで縛ったり、創造する自由を決して奪ってはいけない。それが生きることにつながるのだから。
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