赤い下着

天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~の赤い下着のレビュー・感想・評価

4.2
愛知トリエンナーレに対する日本の人々がいかにアートに対する認識が甘いかが分かる映画。映画で出てくる多くのアーティストが口を揃えていうのは創造性と言うのは新しいもので見てる人が見たことない経験、変化による不安を感じ、させる物だと言いながら安定を求めるのは政治と政治家であって創造性とは相容れないものだと語る。
アートから不安を感じない、安定を求める時点でそれはアートではなくただのインテリアと説明する。
若い時は新しいもの、考えに心躍る経験をしてるはずなのにだ。変化を恐れ安定を求めてる時点で政治家達と何も変わらない。いつの間にか自分が若い頃軽蔑していた大人、変化を恐れる、になってると衝撃を受ける映画だった。
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