はまやらわ

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのはまやらわのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

大作にしては上映時間が短くて、編集もパッパッと切り替わってく。ストーリーもシンプルで分かりやすい。
配信ドラマも含め最近のMCUがメッセージ性ガチガチに込めてきてるのに対し、恐怖の悪者とバトルする素直な王道エンタメって感じ。

ヴェノムとエディの関係性は前作よりかなり濃くなっていて、一度喧嘩してまた仲直りしてっていう展開はよくあるラブストーリーみたい。アンを仲介させての「謝れ」「謝らない」のやり取りは、まさにカップルっぽいってことなんだろうけど、個人的には藤子不二雄マンガの一連の組み合わせを連想した。

今回の悪役も魅力的に描かれてはいたけどまだ浅いかなという印象。特に、フランシスがグレタスキャサディを問答無用に好きなのが都合よくて、ただのおまけヴィランって感じかした。

ビジュアルに印象に残る場面が多くて、見たいものを見れた満足感があった。
仮装パーティの原色のブラックライト?を纏ったヴェノム、建設中の聖堂みたいなとこでの厳かな中のカーネイジが全身広がる感じ、とか。

以下気になったところ
●ポストクレジットで、現行スパイダーマンのいる世界線に行った所は熱い。
●鶏の友だち。
●壁面の絵からグレタスの遺体遺棄の場所特定してスクープになってエディが記者として復活→な流れが一瞬で分かりづらい。
●死刑執行の時、「言い残すことは」「showを楽しめ」格好いい台詞。