ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジのれーじのネタバレレビュー・内容・結末

圧倒的無成長！！
物語は終始ベノムの好き勝手で回ってる。
エディの生活が破綻すれば自ずとベノムも生きていけなくなるのを理解してるのかしら？ってくらい無協力で無理解な癖に説教垂れるベノム。カーネイジを産むきっかけを作ったのもベノムだし、エディが追い詰められるきっかけを作ったのもベノム。
その割に反省の色はなく、終いにはアイツ強いから戦いたくないって、、、
ヒーロー、ヒーロー的な立ち位置を自称するなら成長する姿か代償を払う姿を見せてほしかった。

一方今回のヴィランであるカーネイジはとても魅力的で殺人鬼クレタスと音波を操るフランシスがボニーとクライドばりに暴れつつ自分たちが出来なかった憧れを果たしていこうとする姿に感動した。むしろこっちの方に惹かれた。カーネイジとフランシスがレクタスを取り合って、レクタスが私のために喧嘩しないで〜〜なんてしてるシーンが見たかった。カーネイジがベノムを倒したい理由が明確には分からなかったけど、それはシンビオートの習性なのかな？
marvel映画はヴィランの魅力や印象が弱かったけど、やっと魅力的なヴィランが出たなぁと。

元カノとは気まずい関係なのにわざわざ結婚報告するとか気持ち悪いなぁというか、ダルい女だなと。旦那にはベノムの説明や状況の報告を全くしないし、いいから黙って感出すのも気持ち悪いというか、エディに未練たらたらやんけとなりました。