裁判で「普通じゃない」「子どもにへの影響」とあれだけ説かれることが、どれだけ精神的苦痛なのか。「権利がない」という一言に尽きる。男女だから子育てが上手くいくなんて確証はないのに。『チョコレートドーナツ』で見たような擬かしさと悔しさ。
一方で、育児と仕事の両立を求められる母も。定職に就かない夫が育児に専念して、自分が仕事に100向き合ってたら不利にもなる。こればかりは性差を話すけど、自分の命を失う可能性だってある痛みを伴って子どもを産み出すのは母だしね。もちろん、これもいつだって「だから母がふさわしい」という話には決してならないけど。
