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スミス都へ行くのKeyのレビュー・感想・評価

スミス都へ行く(1939年製作の映画)
3.8
フォロワーさんに”素晴らしき哉人生”繋がりで
オススメしてもらった作品♪

監督フランク・キャプラ
主演ジェームズ・スチュアートの
素晴らしき哉人生コンビ!

オープニングからアルプースイチマンジャーク♪
この音楽は…!!
聞いたことあるというレベルでは無い 笑
名作には名曲なんですね〜
テンション上がります。

上院議員が亡くなり、後任を決めねばと議員達は
大慌て。
選考基準は自分たちの思い通りにできる、
票をとることができる人気者。
最後はコイントスで決めるという適当さで
見事選ばれたのは、ボーイスカウトの隊長
スミスだった。

正義感の塊で素直なのかバカなのか、、
とても純粋で理想ばかりの彼に、本当に大丈夫?
と観ているこちらがハラハラさせられる。

でも、そんな一生懸命で裏表のない彼に
私を含め、みんな少しずつ惹かれていく。

しかし、自分たちの思い通りに出来ると思っていた悪徳議員達には、スミスの正義感が邪魔になっていき…。

今まで観た映画で1番古いのは
”素晴らしき哉人生”の1946年。
”スミス都に行く”は更に遡り1939年。
凄い!私史上、最古の映画です!

いや〜凄い!話は単純ながら、演技で魅せてくれます。
ジェームズ・スチュアートは勿論のこと、
秘書のサンダースのツンデレ加減が
可愛いい!!
彼女をボヤけた感じで映すところも好きだな〜

序盤は映像の古さが気になるものの
見ているうちにドンドン引き込まれていくので
いつの間にか映像は気にならなくなりました。
サイレントで観せるのはこの時代の流行なのか
スミスがワシントンを見て回るシーンはとっても好きな魅せ方。
青臭くなんか無い!”信念を貫く大切さ”を教えてくれた素敵な映画でした。

白黒映画を2本観たことで、食わず嫌いが
克服できたかな?
次は白黒+サイレントなので避けていた
「アーティスト」に挑戦してみようかなぁ。
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