このレビューはネタバレを含みます
"シン"シリーズ作品なんで、小難しいかなと思いきや予想外に癖が無く、まさにウルトラマン
ストーリーのテンポが良くて、禍威獣とのバトルは、ウルトラマンダイナ,ガイア世代の自分も子供の頃みたいに熱くなれた
メッセージとしても、大きな力に触れた時、それに頼りきりになってしまう展開は、現代の様々な例に置き換えられて非常に考えさせられる
でも全体的に説教臭さはなく、映像を追うだけでもシンプルに楽しめるのが良い
まぁ強いて言えば、禍特対メンバーの関係性について掘り下げが足りなかったのは残念かな、ちょい駆け足感
まぁでもテンポを守るには致し方なしかな
怪獣映画だし削るなら人間ドラマからだよね
あくまで子供達のヒーローでありつつ、随所にニヤリとさせる要素がある、大人達が真剣に作り上げたウルトラマン
キッズから初代ウルトラマンのリアルタイム世代まで、みんなが一つの劇場で楽しめる良作だと感じた
