木綿一丁

シン・ウルトラマンの木綿一丁のレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.5
ウルトラマン知識ボンヤリでしたが楽しめました。メフィラスさんのターンが1番テンション上がったかも。シンゴジに比べるとリアリティラインは低いですが、ゆえに空想科学みがあり、ウルトラマンってこうだったね〜というノスタルジーを感じました。
ただ、私がイメージするウルトラマンは、勇ましくデュワッ!と熱く戦うムッチリボディだったので、シンの無機質クールにスッ…スッ…と戦うスレンダーボディはちょっと意外でした。上位存在っぽい美しさが増した分、少し距離を感じるような。庵野さんの好み(エヴァの造形)なんでしょうかね。
幼い頃、ウルトラマンを応援してるはずなのに、彼のハァハァ苦しそうな姿にときめいちゃって狼狽した自分としては、もし次にタロウ編を作るならムッチリウルトラマンを希望したい(こんなフェチな私にまさみさんのアングルがどうとか言う資格無し)。そして全国にいるであろう、特撮スーツアクターの色気にある種の目覚めを感じて戸惑うちびっ子諸君、どうか安心して欲しい。「変態プレイも頭の中で妄想するだけならOK」私の好きな言葉です。
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