ウルトラマンファンの製作陣が集まり、ウルトラマンでやりたいことをできるだけ詰め込んでやれという感じで詰め込んで作った熱量溢れる映画だと感じました
原作がテレビドラマなので短編エピソードを繋いだツギハギ感がどうしてもあるほか、例えばウルトラマンが地球人のことを好きになる過程などはすっ飛ばされており、「ウルトラマンとはそういうものなんだ」という視聴者側の理解を要求する作りでしたので、そこが合わない人は少しもやもやするかもしれません
ですが全体的にエネルギーに溢れた映画だったことは間違いないので元気を貰いたい人はぜひ劇場で見ていただきたいです
CG表現などはさすがはシンゴジラのチームという感じの高クオリティでした
原作のミニチュア撮影を思い出させる表現もチープになりすぎない程度に入れ込まれており、そういう部分もファンにとっては見どころかもしれません
マーベルやDCが一般向け大作映画として定着していったように、日本でも特撮・ヒーロー映画のこういうアプローチが定着していってほしいなと感じました
