子供の頃ウルトラマンシリーズの何かは観ていた記憶はあるけど、その程度でほぼ予備知識のない状態で鑑賞。変に先入観を持たずに鑑賞した為か最高に面白かった！！
【あらすじ】
これは単なる怪獣VSヒーロー（ウルトラマン）ではない、深い愛に満ちた物語。
【good】
・禍威獣（敵性大型生物）と地球外生命体
言語能力を持たずただ無作為に暴れまわるだけの怪獣と、人間より遥かに高い知能を持った地球外知的生命体が登場。怪獣はそれぞれ特性があり一筋縄では倒せず見応えがある。何よりも面白いのが《ザラブ》や《メフィラス》等の知的生命体の行動。彼らにとっての人間は、人間にとっての“蚊”や“ゴキブリ”のようなもので、取るに足らない存在である。
・愛
とにかくウルトラマンの“愛”がとても深くて、ラストは特に感動した。人間の醜い部分も知りつつも、それでも人類を見捨てることなく戦う姿は正しく“ヒーロー”であった。
【bad】
・人間の醜態
“戦争”という愚かな行為から何も学ばず、何だかんだで兵器に目が眩むどうしようもない有り様。
【所感】
今日の客層は老若男女と年齢層が幅広かったが、実際誰でも楽しめる作品なのではないかと思った。個人的にはかなり好き。ただの怪獣との戦闘ものではなくて、心温まる人間ドラマ要素も。ただ長澤まさみを映すカメラが時たま厭らしくも感じたため、不快に感じる人もいるかも…。
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