冒頭の古めかしさ溢れる演出からスタート。幼き頃のかすかな記憶を呼び起こし、ウルトラマンが登場するシーンは『わっ、ウルトラマンだ』と自然と湧き上がるものがあった。やはりウルトラマンは永遠のヒーローでかっこいい。
一方で内容はというと
空想特撮シリーズならではの
なかなか常識破りな設定。
身近にウルトラマンがいても冷静な同僚と
得体の知れない外星人といとも簡単に契約締結してしまう愚かな日本政府。
子供の頃のようなまっすぐな眼差しではなく、邪念が入り終始なんでなんでとしらけた反応をする自分の脳内。
これが大人になってしまったということなのだろうか。
ただ、昔の記憶と寄り添うという意味では観て良かったと感じました。