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シン・ウルトラマンのaのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃内容が分からないまま少し観てたくらいだったけど、既視感を感じられる部分も多くテンポ自体が良いので全く退屈しなかった。

わざと不自然なアングルや忙しないスピードで展開される作劇、フィクションが詰まってて単純にカッコ良くオタク心に優しい。
芝居掛かった台詞の数々を棒読み感無くスタイリッシュにこなせる出演陣凄い。

ゼットンに打つ手無しか?のシーンでちらっと映るインキュベーターの黒い影マグカップ、もはや挑発みたいでこのまま屈した状態が続くのは嫌だな…って思わせる。

不完全で弱い人類らしくトップエリートの禍特対もピンチには過食・タバコ・酒に走るけどしぶとく諦めないの熱い。

ウルトラマンリピア完全に愛と正義と美の化身だった。

ラストバトルのコマ送りズームや、白黒の世界、空や人は古ぼけたフィルターなのに摩天楼や宇宙空間は力の入ったCGをガンガン取り入れる等、古いものを再現するところと新しく構築するところのバランスがとても良くて好き。
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