あな

シン・ウルトラマンのあなのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

原作のウルトラマンをかなりオマージュしているようです。
期待しすぎたのか、思ったほどは…というのが感想。

とにかく場面の切り替えが早い、かとくたいの会議場面の謎なアングル(イスごしの絵とか…)が印象的だった。
庵野さんは普通アングルの映画を作るのが嫌なんかなって感じ笑(監督は庵野さんじゃないけど)

最後、人類が頑張ったからゾーフィも感銘を受けた、みたいな感じだったけど、結局ウルトラマン頼みやん?という気持ちは拭えず。

科学者を集めて国際会議、みたいな展開ももっと早く思いつくだろうし、ウルトラマンの助言があるまで何もしないのもちょっと謎な展開だった。

あまり本筋と関係ないかもだけど、
ゾーフィの「知的生命星は130億?くらいあるから、その一つの地球が消えても、宇宙には何の影響もない」っていうセリフに、
ウルトラマン(神永)が「人類は自分が唯一無二の存在であることを大事にするんだ」と返していたのが何とも心に残った。

自分が何なのかとか、人は常に考えてしまうけど、それに悩んでも結局あまり意味のないことなのかもしれない。
あな

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