あまのうずめ

シン・ウルトラマンのあまのうずめのレビュー・感想・評価

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)
3.0
巨大不明生物の出現が続出し、都度自衛隊や官民学の総力を上げ駆除していたが、政府は敵性大型生物を「禍威獣」と改名、専門家による禍威獣特設対策室 "禍特隊" を設立する。そして現在、禍威獣デロンガの退治に銀色の巨人が現れる。


▶︎特撮もありつつCG、VFXを駆使したシン・ウルトラマンは、初代ウルトラマンへのオマージュたっぷりで良くも悪くもワナワナした作品だった。まず禍威獣ってネーミングどうよ。M78星雲を光の星に変える必要あったのか疑問。敵性大型生物と前置きしなきゃ戦えないとはポリコレが過ぎて疲れた。

ウルトラマンの地球へのこだわりも網羅したかったのだろうけれど中途半端な印象は否めず、ただ斎藤工と山本耕史の絡みが脳裏に焼き付いただけで残念。

ゾフィーの出演と今ある防衛力を見せてくれたのはいい機会だったので満足感で満たされたこと。技術班の仕事へのベクトルはこういう作品があってこそと感じたことは大きな収穫だった。