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ゴッホとヘレーネの森 クレラー・ミュラー美術館の至宝のayakosのレビュー・感想・評価

3.8
クレラーミュラー美術館を創設したへレーネと、ゴッホについての解説作品。

今年のGWに行く予定だった美術館だったので、複雑な気持ちになりつつも、来年行けたらと思い予習も込めてとても興味深く見れた。
前半はへレーネについて語られており、まだ世間がゴッホに注目する前に、彼の魅力に気付いて絵を集めていたという。
美術館創設にあたりそのアイデアを得る目的で海外旅行するの最高だろうなと思った。

後半はゴッホの人生を辿る話だった。
実際の風景と、そこで描かれた絵画や変化していく作風を照らし合わせながら進む流れがとてもわかりやすい。
パリに来て新たな色彩の発見をしたゴッホは、モネやルノワールなどの印象派の作品から自分が良いというものを絵にどんどん取り入れていったという解説が勉強になった。

クレラーミュラー美術館は夜のカフェテラスが見たくて行こうとしていたけれど、調べてみると敷地内にある彫刻の庭もすてきな展示をしていて、本当に来年行けたら良いなと切実に思う。。。
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