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1917 命をかけた伝令のprmlscrmynのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.8
9/4に配信終了するとの表示に、慌てて視聴。
ワンカット風撮影で、主人公が倒れてブラックアウトしたところくらいしか切れ目が見つからない。この没入感は凄いです。
第一次世界大戦の特徴である塹壕戦の描写がリアルだった。中にいると安全なように感じそうだが、前が見えない中砲撃されるのは怖い…。頭出して射撃するのも命がけ。塹壕の中を足早に歩くシーンは本作の見所といっていいでしょう。
エクーストに到着後、砲撃で明るくなる街の様子が幻想的で素晴らしかった。
人間や馬の死体描写など、グロい演出が散見されるも、全体にはサッパリした作り。戦争の怖さがたどり着くまでの困難として描かれ、エンディングで浄化されることで余韻としては残らないように感じた。
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