心臓ばくばくの映画でした。マコーレーカルキン似の若い兵士が1600名の命を背負い、走って走って走りまくります。見ているこちらも、障害物付きのハーフマラソンを全力で走っているような気持ちになります。所々スタントは使っているでしょうが、役者さん達にも相当な負荷がかかった撮影だったのではないでしょうか。
戦場という極限の環境での超人的活躍を称えるようなナルシスト的映画とは異なり、主人公を筆頭に皆が至って普通の人達という佇まいなのが、戦争の悲惨さを浮き彫りにします。周りにもおすすめしたい素晴らしい作品でした。
2020/3/8 17:28