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1917 命をかけた伝令のnaokoのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.9
カメラワークに慣れるまで酔う。
前向きのアップは特に、ゴッホの時を思い出して開始直後から憂鬱になるも、引きの場面が多くなりホッとして、物語もだんだんと頭に入ってくるようになる感じ。第一次世界大戦がフワッとしか頭に入ってないことはさて置き、この作品は物語の評価ではなく、ワンカットはやっぱりすごいなーというところ。
先の先の先、最後の1シーンまで準備万端にしておく事は大前提で、カメラはどのルートを通るかはプログラミングでマシン任せで解決出来るとしても、役者はミスが許されないのよね?考えただけで恐ろしい...
いいところにコリン・ファースやカンバーバッチが出てきたけど、最初から最後まで出ているジョージ・マッケイには敵わないなぁ、よくこの役を引き受けたと思う、あっぱれ!
そしてこれだけの戦場をリアルに再現した美術チームにも拍手!
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