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1917 命をかけた伝令のがとのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.6
気がつけばレビュー200作目…よくもまあここまで続いたものです。
それはさておき。

第一次世界大戦にて、ドイツの罠に嵌ったイギリス軍の第二大隊を無駄死にさせないために、攻撃停止命令を伝令しに戦場を進み続けるお話。
本作の売りは全編ワンカットということですが、本当にどこで切っているのか分からないぐらい自然に編集されています。
メイキングを観ると夜間に走っていたあのシーンは編集で色を変えているそうで、そう考えると本当に全部ワンカットなの?いやいやそれは無理があるでしょと一人で悩みながら観ていました。とりあえず気を失うシーンでは切ってる。むしろそこしか分からないです。
中身としてはずっと走ってるだけかと思いきやそうでもなく、プライベート・ライアンとレヴェナントを足して2で割ったかんじでしょうか。
時に撃ち合い、時に逃げ、時に泳いだりと泥や水でぐちゃぐちゃになりながらも命令を届けるために必死に進む姿は見ていて辛かったです。平和な世界で良かった…
ただ、敵のクソエイムというか主人公の回避能力の高さはツッコミどころではあります。ここばかしはご都合主義と思われても仕方ないぐらい弾を避けます。なんやお前『ひらめき』でも使ってるのか?(スパロボ脳)
途中転ぶついでに伏せ打ちした奴がいたのですが、それやんなら一発くらい当てろやと思ったのは内緒ですw
とにかく戦争映画ファンは間違いなく満足できる作品ですのでオススメです。それ以外の方はグロ耐性がある方のみの視聴が良いですかね。常に死体やらが映っているので…
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