ヒカル

1917 命をかけた伝令のヒカルのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.5
劇場公開をアカデミー賞発表スケジュールに合わせてくれたおかげで、毎度30人くらいでがらがらのキャッツをIMAXで3週見せてくれたお礼と噂の疑似ワンカットに興味があり視聴しました。

元アカデミー 作品賞と監督賞の最有力候補で、残念賞3部門のみ受賞の本作ですが、残念賞3個でも十二分かと思いました。

噂の疑似ワンカットですが、役者のドアップ、回り込み時の木とか壁とか無駄なアップ、役者フォーカスで背景は謎のピンボケ映像が多くてIMAXで前の方で見てたこともあり、自分にとっては最悪でした。(技術的には凄いんだと思います。リスペクト。)

ストーリーも実話系らしくジャンプスケア的なのをちょこちょこ挿入して誤魔化してるが本筋は全然面白く無いです。

元作品賞最有力候補とゲームを比べるのは失礼ですが、同じ第一次大戦ものとしてはバトルフィールド1の方がストーリーも音楽もずっと上かと思いました。

戦争映画ものくくりでもプライベートライアン、twoタワーズ、スターシップトゥルーパーズの様なドキドキ感はほとんどありませんでした。

作品賞ノミネートくくりでジョジョよりはかなりましなので甘めですが、3.5で十二分かと思います。

ダンケルクが、自分はダメだったので好きな人は向いてるかもです。ダンケルク好きはIMAX等の良い設備で割と後ろの方で見てください。音はフォード&フェラーリ並みに本当に良いですよ。
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