ともぞう

1917 命をかけた伝令のともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

突撃中止の伝令を前線に伝えるため、若い兵士2人が駆け抜ける。自分の兄と1600名の仲間を守るため使命を果たそうとするブレイクに対して、当初腰が引けているスコフィールド。そのブレイクが墜落した敵兵に刺されて殺されてしまう。ブレイクを失ってからのスコフィールドは俄然使命を果たすために必死になる。敵兵との撃ち合いや女性と赤ん坊を救うために食料を渡したりというシーンを経て、何とか伝令を大佐に伝え、ブレイクの兄とも出会える(ただし、弟は亡くなってしまったが)
最後、母親の「無事に帰ってきて」のメッセージはスコフィールドに対してなら安堵、ブレイクに対してなら深い悲しみという2つの重なる思いを感じさせ、ジーンと来た。

〈あらすじ〉
第1次世界大戦が始まってから、およそ3年が経過した1917年4月のフランス。ドイツ軍と連合国軍が西部戦線で対峙(たいじ)する中、イギリス軍兵士のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チャップマン)に、ドイツ軍を追撃しているマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)の部隊に作戦の中止を知らせる命令が下される。部隊の行く先には要塞化されたドイツ軍の陣地と大規模な砲兵隊が待ち構えていた。
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