PARISTAKAHARU

1917 命をかけた伝令のPARISTAKAHARUのレビュー・感想・評価

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)
3.8
感想の前に、まず思い出したのは、あのノーランの「ダンケルク」。何故思い出したか。それは共通点があるから。その共通点を言うと、感想よりも先に結論を言うことになるけど、あえて言おう。その共通点は、どちらも史実に基づいた“稀代の傑作”だという事。
そんなこの作品なんだけど、ダンケルクと大きく違って最も重要な部分は、ダンケルクが第二次世界大戦で1917は第一次世界大戦だという事。
ほんの2、30年くらいしか変わらないんだけど、戦争の戦術は大きく違っていて、第一次は塹壕戦が主らしく、つまりは地上線。そこで!この作品のワンカット(に見える)撮影方法がバチコーンとハマる。そして、出演者のパーソナリティもドーンと入ってきて、地獄のような戦場のヒリヒリした感覚を味わえる。
007と1917という振り幅を見せたメンデスさん良かった。
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