命懸けの伝令
「攻撃を中止せよ」
長大な塹壕。一歩出ればそこは地獄。
罠、敵、恐怖。
銃声、跳弾、炎、砲撃。
彼は走る、命を懸けて。
彼は進む、仲間のために。
使命感だけが彼を突き動かした。
その臨場感は『ダンケルク』の如く。
その没入感は『バードマン』の如く。
どこからどこまでがワンカットなのか殆どわからない。最後にはそれすら忘れてしまうほど。
私は自宅で本作を鑑賞した。
劇場で観た観客の衝撃は如何ばかりか。
驚異的な映像体験。そして完璧な映画。
誇張なしで言わせて貰います。これほどの衝撃的な映画体験は過去数年にありません。
感動しました。
私的映画ランキング歴代暫定1位です。