ケニチロー

不夜城の男のケニチローのレビュー・感想・評価

不夜城の男(2020年製作の映画)
4.3
▪︎「マフィアと検察を相手に戦ってみよう」これをなんてことない娯楽映画のフォーマットとしてできるのが今の韓国映画の胆力というか

▪︎良くありそうな〝成り上がり〟物みたいに始まるけど、あるアクシデントで検察(本作では悪役に当たる)が軌道修正をしなければならなくなり、その皺寄せがこの映画の世界の最下層=水商売レイヤーのパク・ヘスにまで及ぶが、彼は黙って煮湯を飲まされるだけの男ではなかった、というお話

▪︎ヒョン・ボンシク、イム・チョルスなど、好きな韓ドラ〜映画でよく見る面子が脇を支えていて凄く良い

▪︎終わりは〝新世界〟方式(本編では描かれない象徴的な過去シーンがエンドロールで描かれる)
ケニチロー

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