韓国の悪魔祓いもの。
物語、前半、中盤にかけては、気味の悪い恐怖演出が続き、観ていて没入感もあったのだが、後半、終盤にかけて、どんどん失速していった感じは否めない。
私が悪魔祓いものを観るときには、神父がどうやって悪魔を祓うのかにフォーカスを当てて鑑賞している。
正直な話、神父がカッコよくて、悪魔に屈することなく悪魔祓いを行使し、悪魔を祓い、ハーピーエンド。求めているのはこれだけだ。コンスタンティンという映画が好き過ぎるせいもあるのかもしれないが、どうしてもコンスタンティンのようなストーリーテリングを期待してしまう。
今まで、数多く悪魔祓いものを観てきたが、中々、コンスタンティンを超えるような悪魔祓いものに出会えていない。
話は脱線したが、本作が決して面白くないと言っているわけではない。ラストシーンもあれはあれで、悪魔祓いものとしては理に適っているとも言える。決して観て損はない映画だと思われる。
