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The Amazing Transplant(原題)
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『The Amazing Transplant(原題)』に投稿された感想・評価

非モテがモテ男の陰茎を移植してもらい、これで女とヤりまくりだと思ったら性欲と共に狂気が暴走しはじめ…。陰茎移植済みの非モテにレイプされた女性の話を聞きに行く刑事の視線がまたいやらしくて、倫理的にまともな人が一人も出てこない。棒立ちや座っているだけの人物に代わってキャメラが生き物のように被写体に近づきすぎたり舐め回すように適当に動くのが(よく言えばドキュメンタリーっぽいリアルさで)ドリス・ウィッシュマン。その非モテを『ローズマリー』『13日の金曜日・完結編』などのキャメラマン、ホアオ・フェルナンデスが演じているのが本当に謎。
3.9
ドリス・ウィッシュマン。やっぱり室内の装飾や洋服がかわいいわ。
ストーリーはゴールドのイヤリングをつけた女性を見て性欲を喚起する変態男性がレイプしまくってしまいそれを探偵の叔父が追うというもの。
なぜ身内にしたのか分からん。
性的暴行に至る原因は犯人が今までモテてこなかった事だが、ヤリチンの友人を見て羨み、そいつが死んだのでそのペニスをオレに移植してくれと医者に迫り、無事移植されたものの更にそのせいでレイプしてしまう。
カット割ごとにカメラが人物に寄っていったり、アフレコ回避のために会話シーンで聞き役をメインに映すなど撮影費やスケジュールの制約を思わせる演出が多いが、やはりセクスプロイテーション。こういう部分に商業として、食うためにやっていたがそこに如実に作家性が滲み出てしまうウィッシュマンに共感と尊敬を思う。
まじで逞しい。
ウィッシュマンは性的搾取映画を撮りながら性とは何かにまともに向き合っていたようにも思う。そしてまたある意味女性が裸体を晒すことは搾取される側であると同時に男性に対する別のパワーの誇示であるとも考えられる。
映画としては確かにクソと言われるものかもしれないが、いわゆるハリウッドやヨーロッパ的な映画のクオリティとは全く趣を異なるものとして、自分にとっては多角的に学びのある作品(というか作風)だなと思う。全く違うが独自に映画文法を研究していたアレクセイ・ゲルマンにも印象は似ている(無茶苦茶という意味で)。ただ生きるために仕事として営んでいた「映画」というものがある意味性的なものであり、生きる上で無視できない「性」というものをもしかしたら本人の無自覚の上で結び付けられているのではないかとか考えちゃってもう文章がほぼ妄言だが、それくらい彼女の作品をリマスターで見ることは最高の体験だと言いたい。

インタビューを読めば、彼女はラス・メイヤーを賞賛し、ウォーホルを酷評し、ハーシェル・ゴードン・ルイスの映画に出ていたと勘違いされている。本作の犯人役はカメラマンだし、ただの駄作量産監督では全然なく、70年代のカルチャーを取り巻く重要な人物の一人だったのだなと思うとか思わないとか?
kazuki
3.0
邦題は『猟奇性犯罪秘録』

プレイボーイのチンコを移植したら積極的になれると思った童貞は、手術を決行! しかしチンコは彼の精神を蝕みレイプ魔にしてしまうのだった!

調べて初めて知ったが、ペニス移植物として『percy』1971が界隈では有名らしい?が、本作はその1年前。

ボディホラーでもあり、セクスプロイテーションでもあり、刑事物でもあり、、いや、或いはどのジャンルとしても中途半端なただ駄作かも知れない。でも何故か最後まで一気に見てしまった。

ドリス・ウィッシュマンといえば、個性的な編集が有名で、例えば、会話シーンでは聴いてる側を映す(アフレコ/アテレコの際に口を合わせる必要が無い) だったり、※本作では割と喋っている人を映している! 、急に家具のショットが入ったり(本人もインタビューで「だってこの椅子良くない? 」と言っており、要はお気に入りの家具をインサートしているのだ)、やたら足元を撮ったり、、などなど。

本作では、彼女のインテリア好きがこうじたのか? 色んな装飾の家が出てきて面白い、どの家にも本棚があり、いちいちその細部が気になったりしていました。

最近、60年代セクスプロイテーションからキャリアを始め2000年代まで撮り続けた稀有な監督として、またジャンル映画における女性監督のパイオニアとしてウィッシュマン再評価の流れがあるようで、発売されたBlu-rayボックスを購入してしまったため、ちまちまと見ていきたい。

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