328 2019/11/4 東京国際映画祭 14本目
ドン・キホーテを生んだスペイン発、奇想天外でスタイリッシュかつショッキングな映像でテンポ良くフィクションとリアリティ、自我との関係の迷宮に誘うなかなかの衝撃作。
原作は20年も前の小説。
現実逃避ともいえるエクストリームな想像の魔力、面白かった。
リアリティとフィクション、自分と物語との関係は、マトリョーシカのように見えてメビウスの輪なのかも。
エクストリームなエピソードも少し読めてしまう自分自身の想像力の魔力にも対峙させられる。
知識、経験に基づく嗜好や不安を増長させる想像力の暴走。
回想も暴走。面白い。