このレビューはネタバレを含みます
モノクロじゃなければ見れなかった。
なんて軽薄な事が口から出てしまうそんな映画です。
まだ幼い少年のまんまるな瞳が、行く先々の残酷な仕打ちによりどんどん光を失っていく様に胸が痛む。
時々優しい人もいたけれど、❨しかもその優しい人が大物俳優だから安心感半端ない ❩
大体汚い酷い大人ばっかり。
優しさに縋りたくてももうどこにも居ない。
独りでずるくても強くならないといけない。
そして強さを持てばやり返したくもなる。
差別も暴力も、昔も今もきっと未来にも無くならない。
でも少年は最初から最後まで優しかった。
最後はお父さんの腕を見て瞬時に苦労も理解して歩み寄った。
どうか幸せでいて欲しい。
平和ボケしている私はそんな軽薄なことしか言えない。