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異端の鳥のOzDarkArtのレビュー・感想・評価

異端の鳥(2019年製作の映画)
4.4
冒頭から眉をひそめてしまう。
ペットはあかんて。

皆さんのレビューから覚悟はして観始めたのにアレは反則。
小鳥や馬とかちょい×2挟んで来るけどそーゆーのはやめようよ…

ただ、
そこに居るだけすら許されない。
迫害の不条理さ。
生き延びる為に少年が唾吐かれたナチス将校のブーツを必死に媚びて拭いて磨くシーン色んな感情が込み上げてきて泣いた。

そしてこの映画の見所はそこじゃなくて、
無垢な少年の瞳を介して観る、
人間の暗く、醜い面。

傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰。
人間を罪に導くとされる七つの大罪は悔い改めることなど出来ない人間の根源だ。

なので自分、
Pride・Greed・Envy・Wrath・Lust・Gluttony・Slothすべて身体にタトゥー彫ってます。

ハーヴェイ・カイテルが司祭とは…
フロムダスクティルドーン以来か🤔

司祭が連れてった先で夜に泣いてんのエグい。
食費かかんのに赤の他人の子引き取ったのそーゆーことだよね…性奴隷。
ジャケ写の生き埋めカラス責めといい、
凶暴な犬の牙が届く高さに吊るすのとかもーね、
変態だよね。
ギロチン処刑って一番苦しまない、
つーか苦しむ暇もない情け深い処刑の対局。

猫ちゃん目玉ぺろぺろはすき。
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