パープルイチゴ

異端の鳥のパープルイチゴのネタバレレビュー・内容・結末

異端の鳥(2019年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

・概要
 家族も家もなくして、過酷すぎる環境の中を渡り歩いて、生き抜こうとする少年の話。


・感想
 人を鞭打つ、首から下を土に埋められてカラスに頭突かれる、目えぐられる、集団暴行、虐待…どれも残酷で異常すぎる。

 働き者でいい子だから救われてほしいのに会う人ほぼみんな意地悪で、胸が苦しかった。優しい人はすぐ亡くなるのも不幸すぎ。まさに「異端の島」🦅
 少年が残酷になっていったのは悲しいけどやむ得ないし、意地悪した人たちが次々とやられてくのはせいせいした。
 最後にバスで描いた文字は自分の名前で、父のユダヤ人識別番号を見て心寄り添えたのか!調べて納得。少年、強烈でトラウマになりそうな役で、今後が心配😢

 いかに今自分が不自由なく暮らせて幸せなのか実感した。戦争は絶対二度とするべきでないし、人に優しくしようと思えた。