2時間以上見せられて何だこの物語はと、怒りすらも感じる出来。
実話ということで、宇宙飛行から帰還したルーシー。
すぐにでも2回目の宇宙飛行に向かいたいかがために、地上では正常な感覚が狂い不倫の関係など、私生活がおかしくなっていく。
ナタリー・ポートマンが演じてるとはいえ、このルーシーという人物に説得力がまるでない。
宇宙に行きたいがために不倫だとか、欲望のはけ口としか思えない行為。
現実は宇宙飛行士がこういった精神状態にはならない。
そもそもそういう精神なら訓練の時点ではじかれるからだ。
ラストになんとなく良い風にまとめているのも気にくわない。
どう考えても犯罪者だしね。
こんな題材をよく映画化しようと考えたものだ。