ただただ分からない映画だった…。
絵画のような映像の美しさというのは分かるし、それぞれのシーンでクスッと笑えるような人間らしさが込められているようなところはあったけれども、人類の物悲しさのサンプルシーンをただひたすら見ているような感覚で、感情移入したりストーリーに没頭したりすることは難しかった。
最初から詩や絵画の類だと思って見たらもっと楽しめたかもしれないけれど、自分がこういう作品にハマる日が来ることはまだ想像がつかない。映画祭での評価も高く、分かる人には分かる作品なのだろうけど、自分にとっては敷居の高い作品だった。