Hipposky

娘は戦場で生まれたのHipposkyのレビュー・感想・評価

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)
3.0
240.1934

シリアの内戦を反体制側から描いたドキュメンタリー。あくまで一般市民ではなく、反体制の人間、旦那が医者という比較的裕福な背景を包み隠さず描いている点が好印象。

本人の独白にもあるように、「自分たちだけが逃げて、未来の子供達に顔向けができるのか?」というセリフは「生きていればそれで良い」という生命至上主義に染まった日本人には理解できないかも知れない。

凄惨な内戦の様子を撮影者の目線でしっかり納め、その映像を娘や子供の姿を交互に編集する、手法としては効果は絶大だが、監督は何か壊れてしまっているようにしか思えない。

しかしラストカット、なんで急にドローン撮影w 台無しだよ。。
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