ジャッキーケン

娘は戦場で生まれたのジャッキーケンのレビュー・感想・評価

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)
4.5
シリア内戦下で生きる主人公が生まれてくる子供のために故郷を写したドキュメンタリー
大体ドキュメンタリーってその状況を伝えるためにその渦中に飛び込むってのがよくあるけどこれはもう自分が生まれて育った地を写してるからか主人公も現地の人であって毎日空爆で人が死んでいく状況が日常となっていて説得力が半端ない。
生まれた直後に息していない赤ちゃんを応急処置するシーンなんて全然産声を上げないけど諦めずに処置を施し産声を上げたその瞬間に自然と涙が流れたし究極の状況下で生きているからこそ命の尊さが凄まじく感じられる
子供達の涙ほど心苦しいものはないし1日も早く戦争がこの世からなくなってほしいと思った。それに戦争がないのがどれほど幸せなのかが分かる