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私のちいさなお葬式のpochioのネタバレレビュー・内容・結末

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

余命わずかと告げられたエレーナ、72歳。
5年に1度しか会わないひとり息子に迷惑をかけまいと、ひとりで旅立ちのお仕度を始める。自分のお葬式計画に奮闘する女性が贈る 
〝本当に必要なのは お気に入りの料理と音楽 そして家族への愛〟っていうキャッチコピーに惹かれて金曜だからいつものシネスイッチ銀座へ。
ここは予告も良くって。ニューシネマパラダイスをいつも思い出させてくれる。今日はいくつかみた予告でほろりたきた。なんなら本編よりも泣いたかも。上映したらまた映画館へ行こう。
眼鏡とベレー帽が可愛くて似合ってる。
ロシアの田舎町の大変さ が見え隠れするけど その中で働き終えて息子を育て上げたエレーナの最後の仕事。彼女が今まで培ってきたもののおかげか人柄か色んな人が協力してくれる。
解凍した鯉が生き返って びっくり
忙しい息子を見つめる優しい眼差し、ご飯食べて一緒に歌って なによりの贈り物。嬉しかっただろうなあ。解凍された鯉が凍っていた息子の心のようなのかもという話を知り 確かにそうなのかもしれない。
暗い話じゃなくて時折笑わせてくれた
こんな風に最期迎えられたら幸せなのかもなあ。車に鯉を擦り付けてる所 不覚にも笑ってしまった。
出てくる雑貨が可愛かった。ロシアってあまり馴染みがなかったけどロシアの事を少し知れて、そしてロシアの田舎町に少し旅させてもらったような気持ちになった。やはりここの映画館は最高。映画が好きだなあと毎回改めて思わせてくれる。
恋のバカンス ロシアバージョン🇷🇺
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