紅孔雀

ラスト・クリスマスの紅孔雀のレビュー・感想・評価

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)
4.6
実は途中まで、エマ・トンプソンさん(制作、原案、脚本、さらに自ら出演)、センス違うんだよね、とあまりノれずに観ておったのですが、後半は「おう、そう来るかぁ」となるサプライズな一作。移民、格差、LGBT、ブレグジット等の過酷な現実を背景に、それを超えるファンタジーを描いた奇跡のクリスマス・ストーリーでした。
八の字眉毛が苦手だったE.クラークも、後半はとてもキュートに見えてくるから不思議。ワム!の音楽と共にクリスマス映画の古典となる傑作なのでは、と思い始めています。
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